シングルセル解析の弱点「位置情報の損失」を補う新技術は,実際どこまで使えるのか 次々に開発される機器のそれぞれの特徴とプロトコール,さらに応用例と今後の技術展望まで,最先端の情報を凝縮した1冊. 目次 序―配列からバイオロジーへ 空間オミクス解析への期待 “使う”時代がやってきた 概論 空間オミクス解析の技術レビューと機器・データ解析ツール選択ガイド 実践編 第1章 技術とプロトコール 1 空間トランスクリプトーム Visiumによる新鮮凍結/FFPE組織検体の解析 2 空間トランスクリプトーム Visium のデータ解析ツール 3 空間トランスクリプトーム ロングリードシークエンスを用いたscRNA-seqおよびVisiumの全?cDNA解析 4 空間トランスクリプトーム 深層学習を活用したVisium測定結果の超解像度化 5 空間トランスクリプトーム Xenium In Situ 6 空間トランスクリプトーム HybISS(Hybridization-based in situ sequencing) 7 空間トランスクリプトーム Stereo-Seq(STOmic