BRAND
Tyche(テュケー)　シーズンフリー・ジェンダーフリーで流行に左右されないデザインと次世代のための環境に優しいものづくり。CONCEPT
「安く買い、流行のシーズンが終わったら処分するサイクル」 「たくさんの種類・デザインを作り、大量の在庫を抱える」 「天然のキズがある革は使用せず、破棄する」......これまで「あたりまえ」とされてきたファッション・バッグ業界の常識。 私たちは、大きなファッション業界の小さな小さな 1 メー カーですが、できることを行いたい、とこのブランド「Tyche」を立ち上げました。

Project 企画
シーズンフリー、ジェンダーフリーを 意識したシンプルなデザイン。 商品を持つ人の日常に寄り添い、 長く愛用いただける工夫。
Select 選ぶ
環境に配慮した素材、リサイクル素材 余剰素材の活用、選定。
Make　作る
日本生産を基本とし、中国でも素材を厳 選し生産。 技術を持った生産者や地域と、積極的に連携。 伝統的な技術の継承や雇用の創出。
Deliver 届ける
環境に配慮した梱包資材を活用。 過剰梱包の廃止。
After リユース
長持ちさせる情報の発信、案内。 海外、日本の修理体制の確立

素材：馬革
牛革より馬革のほうが繊維が細かく密なため、強度があり軽量に仕 上げることができます。テュケーでは、走り回っていた馬が存命中に作ったキズ痕をあえて顔料で隠したり避けたり、廃棄することなく自然の風合いとして残しております。

日本エコレザー基準認定革を使用。
日本を代表する革の産地・姫路で馬革専門のタンナー(皮革製造工場) として名を知られる新田常博皮革製作所において、革製造における排水 及び廃棄物処理を適切に行なわれ、 化学物質等を検査する「日本エコレザー基準 - 2009」の基準に適合した優良な馬革。「馬革は素のままなほどタッチ感が良いのですがキズやトラが多いため顔料染めでそれらを隠すのが一般的です。しかし、私たちはキズやトラを許容し、長年 の経験と技術で素材ロスの削減を目指します。私たちの業界にとって常識外のこと。不安な部分もあったのですが、お客様に受け入れられると信じ、製品化しました。最も優れた馬革と断言できる素材です。ぜひ触ってみてください。

クロム鞣し
「鞣し(なめし)」とは何か。
動物の""皮""はそのままだと腐敗してしまったり、乾燥からくる硬化がおきてしまいます。それをふせぐため、製品として使える""革""に仕上げる 工程のこと。そして「鞣し」によって風合いが変わってきます。クロム鞣しの特徴は、柔らかく軽い仕上げることができます。馬革に惚れ込んだ職人の技と厳しい環境基準へのこだわり。